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SAKE LEADERS SUMMIT

2027

問いを立て、数字で確かめ、現場に返す。

2027年7月7日(水)から9日(金)東京ビッグサイト(国際発酵・醸造食品産業展 内)いまは準備段階
Intro

積み上げた議論を、次に打つ手に変えます。

SAKE LEADERS SUMMIT は、2025年の初開催から議論を積み重ねてきました。国際市場でのルールメイキング、清酒製造免許制度の再考、事業承継と世代交代、造り手のキャリア。蔵元、行政、研究者、流通、海外市場の実務家が持ち寄ってきた知識と経験は、すでに相当な厚みになっています。2027年は、それを一つに集めます。論点を並べて終わるのではなく、テーマごとに、誰が何から始めるのかを書き出して持ち帰るところまで進めます。そのために必要な数字を、いまから集めています。

Themes

いま準備しているテーマ

いずれもこれまでの回で扱ったテーマの続きです。同じ問いを繰り返すのではなく、そのとき根拠がなかったところに根拠を置いてから、もう一度議論します。ここに挙げたもので全部ではありません。

働く場としての酒づくり:伝統産業とスタートアップ

生産体制が変わってきた中で、伝統・文化のものづくりはどのように魅力的な働きの場として変わっていくべきなのか

2025年と2026年のサミットでは、蔵元や杜氏、蔵人との対話を重ね、日本酒という文化、そして伝統が守るべきものは何かを様々な角度から議論してきました。伝統を守ること、地域を守ること、後継を育てること、自らの思いを貫くこと。当事者はいくつもの想いを抱えながら事業に邁進しています。一方で、私たちが生きる世界では、インターネットをはじめとしたテクノロジーの進化によって働き方が多様になりました。生産体制のこうした多様化は、「これまで」と「これから」を考えるきっかけを与えてくれています。

このテーマでは、日本酒という伝統産業であり文化装置でもあるものが持つ社会的な「規範」が、そこで働く人の選択肢をどう広げ、あるいはどう狭めているのかを相対化しながら考えます。魅力的な働く場でなければ人は集まらない。その一見当たり前に思えることに、正面から向き合います。

根拠の集め方

産業をまたぐ匿名のアンケート(組織票と個人票)。回答は統計的に処理し、事業者名も個人名も出しません。

調査を実施中(回答締切 2026年11月30日)特設ページへ →
海外市場:戦略立案と国の役割

海外市場の開拓において、国と民間が取り組むべき構造的な解決はなにか

2025年と2026年のサミットでは、北米市場のケーススタディ、輸出契約の透明化、そして「日本酒の骨格は誰が決めるのか」という問いまで、海外市場をめぐる議論を重ねてきました。国内市場が縮小するなかで、海外に活路を求める動きは広がっています。ただ、これまで積み上げられてきたのは施策の数であって、その施策が何を生んだのかの検証ではありませんでした。商談会に何社が参加したか、何件の商談が成立したか。数えやすいものが成果として報告される一方で、その先で取引が続いたのか、現地に定着したのかは共有されていません。担当者が数年で交代し、中長期の取り組みが引き継がれないという声も、繰り返し聞こえてきます。

このテーマでは、個々の事業者の努力ではなく、同じことが繰り返される構造のほうを扱います。成功も失敗もケースとして持ち寄り、国が担うべきことと民間が担うべきことを切り分けたうえで、何に予算と時間を使うべきかという提言まで持っていきます。

根拠の集め方

三方向から集めます。施策に参加した事業者には匿名のアンケートでケースを出していただきます。施策を実施している公的機関には直接うかがって、実施の中身と成果指標の置き方を確認します。そして相手国側の統計です。日本の輸出統計と、輸出先の税関が持つ輸入のデータでは見えるものが違うため、輸出先の上位国だけでも突き合わせたい。これは公的機関への協力の依頼から始めます。

ケーススタディを集める調査を設計中

注:国内市場と輸出の動向は、国税庁「酒のしおり」(清酒の課税移出数量および輸出の推移)を参照します。本文で具体的な数値を引く際は、その箇所に版と基準時点を明記します。

つくり手の層:免許と事業承継

低迷する日本酒市場の拡大に向けて、誰が何をするべきなのか

2026年のサミットでは、116名の蔵元と後継者へのアンケートをもとに清酒製造免許をめぐる制度上の事実を整理し、新規の免許をどうすれば出せるのかという制度設計まで議論が進みました。事業承継の現実も、当事者を招いて扱っています。それでも議論はそこで止まっています。休眠している既存の免許を活かすのが先だという立場と、公平性の観点から新規にも出すべきだという立場が、かみ合わないまま平行線をたどっているからです。どちらの主張にも理がある。そして、どちらもまだ、それで市場が広がると言える根拠を示してはいません。

このテーマでは、賛否をもう一度問うことはしません。どの立場からも、提言の論拠になるエビデンスを持ち寄っていただきます。その打ち手がなぜ市場の拡大につながるのか、何を根拠にそう言えるのか。休眠免許の活用も、事業承継も、新規免許も、同じ土俵に並べて比べます。思いつきや「自分はこう思う」の先へ、議論を進めるためです。

根拠の集め方

匿名のアンケート。立場ごとに、提言とその論拠をセットで出していただきます。根拠のない主張は集計から外します。

調査を設計中

注:日本酒市場の動向は、国税庁「酒のしおり」(清酒の課税移出数量の推移)を参照します。本文で具体的な数値を引く際は、その箇所に版と基準時点を明記します。

Conference Overview

会場は2026年と同じ東京ビッグサイト。国際発酵・醸造食品産業展(FERMEX)の特別企画として開催します。会議室の詳細は決まりしだいお知らせします。

セッションの構成、登壇者、タイムテーブルは、調査と分析の進み具合に合わせて2026年度中に順次お知らせします。

DATE
2027年7月7日(水)から9日(金)
VENUE
東京ビッグサイト(国際発酵・醸造食品産業展 内)
HOST
camo株式会社/TSO International
STATUS
準備段階(調査と分析を進めています)

2026年の議論を読む