生産体制が変わってきた中で、伝統・文化のものづくりはどのように魅力的な働きの場として変わっていくべきなのか
2025年と2026年のサミットでは、蔵元や杜氏、蔵人との対話を重ね、日本酒という文化、そして伝統が守るべきものは何かを様々な角度から議論してきました。伝統を守ること、地域を守ること、後継を育てること、自らの思いを貫くこと。当事者はいくつもの想いを抱えながら事業に邁進しています。一方で、私たちが生きる世界では、インターネットをはじめとしたテクノロジーの進化によって働き方が多様になりました。生産体制のこうした多様化は、「これまで」と「これから」を考えるきっかけを与えてくれています。
このテーマでは、日本酒という伝統産業であり文化装置でもあるものが持つ社会的な「規範」が、そこで働く人の選択肢をどう広げ、あるいはどう狭めているのかを相対化しながら考えます。魅力的な働く場でなければ人は集まらない。その一見当たり前に思えることに、正面から向き合います。
根拠の集め方
産業をまたぐ匿名のアンケート(組織票と個人票)。回答は統計的に処理し、事業者名も個人名も出しません。
